人はKawaiiを介して人との繋がろうとします。これは周囲からはみ出すことを嫌う日本人の特徴であります。そして、人は、自分かKawaiiを思うだけでは満足できないわけです。というより、自分だけがKawaiiと思っているだけでは、それが本当にKawaiiのか不安さえも覚えるのです。
どうして、自分の直感的なものを信じられないのか?それは、Kawaiiがそれだけ「曖昧」なものであるからです。
他人との共感、承認を得る事によって初めて、そのKawaiiが確立されます。
このことを確認するために、女性なら一度は経験したことがある(もしくは似た経験)シチュエーションを例に解説していきます。
【case.1】
ある日、あなたは(1)流行しているアイテムではないけれど、偶然にもKawaiiお洋服を見つけました。との時は、「この子は私の為に売られているに違いない!」と思わせるような、いわゆる(2)“一目惚れ”アイテムだったわけですが、家に帰って冷静になってみると、これを着て友達になうのは(3)ちょっと不安。
でも、せっかく買ったんだから、と思いこの服を着て友達と会うことに。
待ち合わせ場所にて友達の第一声、
(4)「その服Kawaiiね!どこの?」
この瞬間に、今までの不安は跡形もなくどこかへ飛んで行きました。そして、この服は(5)“お気に入り”の地位を獲得したというわけです。(めでたし、めでたし)
まず、(1)から分かること
雑誌でバンバン取り上げられているようなアイテムは、業界人によって、「これは"Kawaii"」と公言されているので、そのKawaiiには疑いの余地はありません。
その一方で、たいしてカワイクナイものであって、メディアを通すことによってまるでKawaiiモノかのように取り扱われてしまうので、
雑誌などで取り上げられているものが、本当にKawaiiモノか、Kawaiiの本質を押さえたものかどうかはわかりません。雑誌で取り上げられるのは、その編集者の意図、もしくは広告主の意図が組み込まれているので、必ずしもメディアの言うKawaiiがKawaiiものとは限らないということを留意しておく必要があります
しかし、ここで大切なことは、自分以外の誰か、それもより多く、より権威のある誰かが認めたKawaiiは、Kawaiiと自信を持って言う事ができるだとということです
(2)一目惚れ=直感的に"Kawaii"と感じた。つまり、自分の中でのKawaiiの判断基準をもとにKawaiiと判別
(3)直感的なKawaiiの根拠となるのは自分自身の感性のみであるので、そこに不安を感じてしまう
(4)友達に承認してもらうことにより、一気に自信が高まり、
(5)お気に入りのアイテムとなったわけです
つまり、Kawaiiが確立させる為には、
上に挙げた(2)~(5)の4つのステップが必要となるわけです
図に表すと、このようになります
この他人からのKawaii承認欲求を見事に満たしたSNSがあります
それは、サイバーエージェントが運営するファッションに特化したSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)『poupeegirl(プーペガール)』です

自分がKawaiiと思ったアイテムの写真をとって、サイト上にアプロードすると、他のユーザーからコメントが貰えたり、“ステキ”を貰えたりします
“ステキ”の投票数によってKawaiiランキングもされます
(他にも色々な楽しいサービスが有りますが、ここでは割愛させていただきます)
この“ステキ”こそ、私たちが求めるKawaii承認欲求ということです
それにしても、このプーペガールはユーザーにとっても、企業側にとってもwin-winなSNSなような気がします
ユーザーは、自分が思うKawaiiを他人と共有できるし、企業側は何が消費者の間でKawaiiとされているかが分かる...
他にも色々なサービスがあり、本当、良く出来たサービスだと思います
若干、話しが逸れましたが、
Kawaiiの背景には、日本人の他人と繋がっていたいという思いが常に存在しているということがお分かりいただけたかと思います
古くから和を大切にしてきた日本だからこそ、Kawaiiという欧米にはない独自の概念として発展してきたのだと思います
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