2009年1月26日月曜日

萌えカラー

2005年11月号のNIKKEI DESIGN に「萌えピンクを分析する」という記事があったので、ちょっと紹介。
本誌では、主に男性をターゲットにした「もえたん」、「もえるるぶ」と、女性をターゲットにしたタカラトミーの「ジェニー」のリーフレット、女性用ランジェリーブランドの「PEACH JOHN 」のカタログを比較していました。
これら4つの色のRGB値は、それぞれ

①「もえたん」:R201 G201 B203
②「もえるるぶ」:R243 G172 B203
③「ジェニー」:R219 G114 B182
④「PEACH JOHN」:R205 G138 B148


とのこと。数値だけでは分かりにくいと思うのでサンプルの色を載せてみます(下図)。
男性をターゲットとした①②の色はどちらも紫がかったピンクが使われ、かなり明度が高く淡い。彩度は柔らかい。
その一方で、女性をターゲットとした③は彩度が非常に高い鮮やかなピンクです。ピーチ・ジョンのカタログの表紙で使用されていた④の色を日本カラーデザイン研究所が制作する、配色と語幹の対応表を使って言語化すると、「華麗な」という表現になるのだそうです。もちろん「華麗な」という表現は「大人っぽさ」を連想させます。

以上が、NIKKEI DESIGN「萌えピンクを分析する」の第一部に書いてあったことの要約です。
ここから分かることは、男性が「萌え」を目的として好む色と、女性がKawaiiと思う色には若干の違いがあるということです。
「萌え」とkawaiiには深い繋がりがあると思うのですが、「萌え」とKawaiiに対する色彩的イメージとはイコールではないということが分かります。
ただし、Kawaiiと思われる色にはここで挙げられた「萌え」カラーは含まれます。なぜなら、女性がKawaiiと思うものは、パステルカラーのピンクである場合もあるし、ショッキングピンクのような鮮やかなピンクである場合もあるからです。
よって、色彩的な観点からいうと、「萌え」はKawaiiの一部であるといえます。

Kawaiiを分析していく上で、ヴィジュアル的要素の分析は不可欠だと思うので、
これからもう少し研究を進めていくことにします。


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